ブラックでもローンを組めるようになる方法は返済実績を積み上げるしかない
派遣労働者として働いていると、
派遣切りに遭ったタイミングでクレジットカードで生活費を工面する事態に陥り、
結果的に延滞して私は金融ブラックに陥りました。
一度ブラックリストに載ってしまうと、
欲しい商品があっても新たにローンを組めない状態が続きます。
それでも何とかしてローンを組めるようになるためには、
ブラックリストのチェックと計画的な返済履歴を
クレジットヒストリーとして積み上げる必要があります。
ブラックリストとは、個人信用情報機関に掲載されている延滞や
債務整理を行った履歴が異動情報欄に掲載されている状態を示します。
私の場合には3ヶ月の滞納により長期延滞を起こしたことが
履歴として異動情報に掲載されていました。
調べてみると異動情報に延滞履歴が掲載される期間は、
延滞解消から最大2年間となっているので
その期間はどのローンへ申し込みしてもブラックだとすぐにバレてしまうわけです。
しかし、ブラックだからといってただ手をこまねいている場合ではなく、
積極的に攻めの姿勢を貫いてみました。
ブラックリストに掲載されていても分割ローンを組める商品として、
携帯電話の個別信用購入あっせん契約があります。
目安として10万円未満の個別信用購入あっせんは
簡易審査しか行われないことになっています。
そこで、大手キャリアの携帯電話を使っているならば
安めの機種でしっかり分割払い契約を行い、
毎月滞納せずに携帯電話料金を支払い続けるだけで
返済履歴が個人信用情報機関へ登録されます。
すると、過去に延滞を行っている履歴があったとしても、
異動情報欄から延滞履歴が消えた瞬間に延滞を起こした金融業者グループ以外ならば
ローンを組みやすくなるわけです。
NTTdocomoで携帯電話の個別信用購入あっせん契約を組んで12回払いを完済し、
ブラックリストに延滞履歴が残る状態であっても、
エイワのローン審査に通過できました。
店頭にて手持ちのスマートフォンの分割払いはしっかり完済できて
家計の見直しもしっかり行った状況を訴えて、
ローン希望額20万円の使用目的を説明すると
店長決済にてローン審査に通過できて安堵したわけです。
担当者が店長を説得する材料として、
12回続けて返済をしっかり行い完済できたという履歴は
個人信用情報機関へも返済実績として登録されていると教えてもらえました。
ブラックだからローンが組みにくいことは確かですが、
ブラックな人に貸してはならないという法律は無いので、
総量規制の範囲内ならば返済履歴を作ることでローンを組む余地があると分かりました。